１月３１日(金)にインテリア＆家具クラフト学科１年生とインテリアデザイン学科２年生は木材市場見学会に参加してきました。

普段、私たちの身近にある木材は建築材としてたくさん使われています。しかし茨城県では他県に木材が流通してしまい

地産地消があまりできていませんでした。今日は茨城県産の木材の良いところを理解して、

地元で利用できるよう知識を深めていくのが目的です。

まず最初に常陸大宮市の素材生産現場に行きました。実際に木を切り倒して、一定の長さに切り揃え

運ぶまでの伐採作業を見学しました。

目の前で見ると迫力があります。そして切りたての切り株の匂いを嗅いでみると

杉とヒノキでも全然香りが違いました。

次は、切った木材を乾燥させる木材乾燥施設の見学です。

ここでは木を乾燥させる意味や方法、その種類や管理のことまで教えていただきました。

最後に茨城木材相互市場の見学です。

こちらは物流拠点として住宅資材などをメインに様々な木材を集める木材の市場で、

月に２回程、競りが行われるそうです。

今回の見学では、地元茨城の森林の木が伐採・加工・流通していく姿を

目の前で見て感じることができ、建築やインテリアを勉強している学生にとって

素晴らしい経験になりました。

今後の授業や制作活動にも活かしていきたいと思います。

林業協会の皆様、並びに関係者の皆様、貴重な機会を与えて頂き

ありがとうございました。