楽しさ=「デザイン」プロジェクト
エコキャップデザイン2011
2009年から文化デザイナー学院で始動したエコキャッププロジェクトも、今年で3回目となりました。2011年は、茨城県小美玉市とのコラボレーションでこのエコキャップデザインを行いました。作品のテーマは、小美玉市の四季文化館みの〜れの「BIRD」という鳥のキャラクターです。21枚のBIRDのパネルを制作し、それを合わせて1枚の大きな絵に仕上げていきます。
制作に携わるのは、小美玉市内の小学校9校の小学生と20代を中心として参加する実行委員で、文化デザイナー学院からも有志の学生が集まりました。制作の指導にあたったのは、2009年からエコキャッププロジェクトに取り組んでいる本校専任講師の丸岡先生です。今年の8月まで小美玉市の各小学校をまわり、子どもたちと絵を仕上げていきました。
11月3日で四季文化館は設立9周年を迎えました。当日は記念式典が行われましたが、そこで完成した巨大な「BIRD」の絵も初めてお披露目となりました。学校から飛び出し今回初めて他の団体と協力して行った2011年のエコキャップデザインですが、大成功を収めることができました。改めて、小さなペットボトルのキャップから大きな絵をつくり出す難しさ、そして協力してひとつのものを作り上げていくことの面白さや大切さを感じることができました。
これからもエコキャッププロジェクトを通じて、さまざまな機会で活動していければと思っております。