オリジナルの
「だるま」を作る
自己表現力を高める
グラフィックデザインT
広告プロモーションデザイン学科
1年
指導講師:佐藤 正和
【本課題の主旨・ねらい】
自分自身を表すコンセプトを真っ白い「だるま」にデザイン表現
【評価のポイント】
@コンセプトが考えられて、丁寧に描画されているか?
Aラフデザイン以上の作品の出来映えか?
B写真撮影にロケーションやコンセプトなど考慮しているか?
【学生作品】
阿部沙也加
私は「浮世絵」が好きでした。私を表現する、好きなものをだるまにあらわす、ということが課題でしたので、写楽の役者絵と葛飾北斎の富岳36景モチーフに絵を描きました。
力強さと繊細を併せ持つ浮世絵は、まるで日本人の心のようだと思います。
そんな浮世絵をこれからも私たち日本人は大切にするべきじゃないかと思いました。
その思いをこの課題に詰めました。
私は「自然がすき」です。
身近に緑を置くことの提案、自然の中でのんびりすごす事のよさを伝えようと思い、作りました。頭の木の部分には実際の植物を入れて飾ることが出来ます。
私は自分の名前に注目してだるまをデザインしました。
「智」が「知恵」・「賢い」という意味ですので、だるま全体をふくろうにして、「美」しいということからふくろうの羽の部分に蝶を描きました。
ふくろうの住む森と誕生月が1月で後ろ部分は冬の森をイメージしました。
私は「音楽」が大好きで、特にヒップホップを聞きます。それをイメージして作りました。
また人々がこのだるまを見て元気になれるようにと楽しい色で表現してみました。
このだるまで本当に伝えたいことは、「音楽の力で世界の国々が平和でありますように」と、自分の願いをこめて作りました。